2016年09月28日

ピアノと山登り

今日は、ずっとお付き合いさせていただいているピアノ友達さんのお宅にお邪魔させていただきました!とても素敵なお家とピアノ部屋。目にも美しく美味しいランチまでご馳走になり、その後しばしピアノなど囲みつつ、たくさんおしゃべりもできて、本当に楽しい一日でした。

ピアノってね、とてもとても奥が深くて、とてもとても時間が取られ、それでも一生かかっても極められないくらい大変なものだと思うんです。そんなピアノをどうして大人になっても弾いているのかというと、それはもう「好きだから」に他ならないんですけど。長い人生ピアノと共に歩んでいると、夢中でどんどんやりたくなって進んで行く時もあれば、なんだかどうしても弾く気になれない時もある。好きだから…が原動力だから、色んなメンタルの具合でいかようにもモチベーションは変わるんですよね。

でも、以前にある方から言われたことがあります。悩んでしまって、どうしていいか分からなくなる時。休んでもいい、答えを無理に出さなくてもいい、だけど動きを止めずにいきましょう…と。そうすれば、おのずと道は開かれていくんだそうです。

何事にも通じるかも知れませんが、ピアノは山登りみたいだなあとよく思います。先生はガイドさんみたいなものかな。この道行くとラクですよ、迷いませんよ、綺麗な景色が見られますよ…と教えるガイドさんです。ピアノの山登りは、みんな目指すところは同じなんですけど、ガイドさんはそれぞれ違う道を勧めたりします。先生によって言われることが違うように思うのはこのせいだと思うんです。ガイドさんがその生徒さんを見て、総合的に判断したり、ガイドさん自身が通ってきた道を参考に選んだりするわけですが、この道のチョイスが生徒さんには合わないことももちろんあるんです。

生徒としての私も、随分悩みました。私は多分…一番近道を選んでは来なかったです。死ぬほど道に迷いましたし、気がついたら元の場所に戻るどころか下山しかかってたこともありますね。子供の頃なんて、先生の選ぶ道が遠回りでぬるすぎるように感じていたので、とにかく険しくても近道を勝手に行こうとしていたんですよ、高校生くらいまで(苦笑)。進む!という気持ちだけはブレなかったんですけど、その強い思いが災いして険しい崖に挑んでは転落してましたねえ…。

でもね、今振り返ってみると。確かに近道はあったんですよ。でも随分遠回りしちゃいました。ただ、その時の私はそうやってしか進めなかったし、その時々のガイドさん先生が私に一番足りないものを一生懸命伝えようとして下さったのが、今では身にしみてわかる気がするんです。で、そうやって遠回りしてきたからこそ見えた景色みたいなのもあって。こんなのもいいんじゃないかなーと思えるようになってきました。

ピアノの山登りは人それぞれです。時々嵐にもあうし、道にも迷うんだけど。それぞれに楽しく歩んで、美しい景色を見られたならば、ピアノやってて良かったな、いい人生だな…と思えるのではないでしょうか。ましてや、時々一緒に歩いてその景色を楽しめる仲間がいたとして。疲れもふっとんでまた歩き出せるなんて、最高だなと思います(^^)。
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posted by mintberry at 19:31| Comment(0) | つぶやき
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